【レビュー】僕が勉強の相棒に、Ankerのワイヤレスではなく「JBLの有線イヤホン」を選んだ理由

JBLの有線イヤホンTUNE 310C 忖度なしのガジェットレビュー

はじめに:僕が、愛用していたワイヤレスイヤホンをそっと箱にしまった日

今や、イヤホンといえばワイヤレスが当たり前の時代。 ガジェット好きな僕も、もちろん、これまで何台ものワイヤレスイヤホンを愛用してきました。特にAnkerのSoundcoreシリーズは、僕の勉強の相棒でした。

ですが、ある日、僕はその相棒と決別することを決意します。

今日の記事は、僕がなぜワイヤレスイヤホンを捨て、約3800円の「有線イヤホン」に戻ってきたのか。 そして、その選択が、いかに僕の勉強スタイルを快適にしてくれたか、というお話です。

僕がワイヤレスイヤホンを「卒業」した、2つの悲しい理由

僕がワイヤレスイヤホンに感じていた最大のメリットは、電車内での雑音を消してくれる「ノイズキャンセリング機能」でした。

しかし、それを上回る、2つの致命的なデメリットがあったのです。

1. 3度の紛失という、あまりにも高い「勉強代」

これは、本当に情けない話なのですが…。 僕は、この2年間で、ワイヤレスイヤホンを3回も紛失しています。 片耳だけなくしたり、充電ケースだけなくしたり、両方ともなくしたり…。

その度に数千円から一万円を超える出費は、家計を預かる身として、あまりにも痛い「勉強代」でした。

2. 「いざ!」という時の、充電切れという絶望

そして、もう一つの問題が、バッテリーです。 朝、家を出る前に充電を忘れてしまい、いざ電車で勉強しようと思った瞬間に、バッテリー切れの警告音が鳴る。

あの絶望感と自己嫌悪は、ただでさえ少ない勉強へのモチベーションを、容赦無く奪っていきました。

救世主、JBL TUNE 310Cとの嬉しい出会い

「もう、イヤホンで余計なストレスを感じたくない!」 そう思って僕が手にしたのが、JBLの有線イヤホン「TUNE 310C」でした。

JBLの有線イヤホンTUNE 310C。USB-C端子と黒いフラットケーブルが特徴。

「無くさない」「充電がいらない」。 ただそれだけを求めて買ったのですが、このイヤホンには、嬉しい「誤算」がたくさん詰まっていたのです。

1. 驚きの遮音性と、最強の「ボーカルモード」

まず驚いたのが、ノイズキャンセリング機能がないのに、非常に遮音性が高いこと。 イヤーピースの性能が良いのか、装着するだけで、以前使っていたワイヤレスイヤホンと同じくらい、周りの雑音がスッと消えます。

そして、このイヤホンが「最高の相棒」である、最大の理由が、リモコンで切り替えられる3つのサウンドモードでした。

  • ノーマルモード: バランスの取れた、通常の音楽鑑賞に最適なモード。
  • ベースモード: その名の通り、低音をさらに強調し、より迫力のあるサウンドを楽しみたい時用のモード。
  • ボーカルモード: これが、僕にとっての「神機能」です。

このモードに切り替えると、低音と高音が少し抑えられ、人の声の音域である「中音域」が、ぐっと前に出てきます。 これにより、スタディングの講義動画を再生した時に、周りの環境音に邪魔されず、講師の声だけが、驚くほどクリアに、ハッキリと耳に届くのです。

まるで講師が隣の席で語りかけてくるかのように、言葉の一つ一つがスッと頭に入ってくる感覚。 まさに、「資格勉強のために作られたのでは?」と錯覚するほど、僕のような学習者にとっては、最高の機能でした。

iPadにJBL TUNE 310Cを接続し、中小企業診断士の講義動画で勉強している様子。

2. 約3800円とは思えない、クリアでパワフルな音質

講義だけでなく、音楽を聴いても、このイヤホンの実力に驚かされます。 全体的に非常にクリアな音が特徴ですが、特に僕が気に入っているのは低音の響きです。ただ鳴っているだけのボワボワした低音ではなく、一発一発の輪郭がはっきりした、迫力のある重低音を鳴してくれます。 通勤中に気分を上げるために聴くロックやEDMとの相性は抜群です。

3. 地味に嬉しい、気の利いた設計

USB-C接続なので、僕のiPadに変換アダプタなしで直接挿せるのも、地味に嬉しいポイント。 コードも「きしめん」のような平たい形状で、カバンの中で本当に絡まりづらい。

僕はこれを、100円ショップで買った小さなケースに入れて、毎日持ち運んでいます。 この「雑に扱える」気軽さが、僕の心も軽くしてくれました。

もちろん、弱点もある(正直なデメリット)

もちろん、有線ならではの弱点もあります。

  • スマホやiPadを、カバンに入れっぱなしにはできない。
  • 平たいコードが服に擦れると、その音が少し耳に伝わる(タッチノイズ)。
  • USB-Cジャックなので、充電しながらは使えない。

これらのデメリットは、確かに存在します。

まとめ:こんな人に、最高の相棒になる

最新ガジェットではありません。 でも、このJBL TUNE 310Cは、コストパフォーマンスが非常に高く、特定の悩みを持つ人にとっては、最高の相棒になり得ます。

  • ワイヤレスイヤホンを、僕のように、よくなくしてしまう人
  • 充電管理という、余計なタスクを人生から一つ消したい人
  • 講義動画などを、クリアな音声で集中して聞きたい人
  • 安価でも、音楽を楽しめる、良い音質のイヤホンが欲しい人

もし、あなたが僕と同じような悩みを抱えているなら、この約3800円の投資は、あなたの勉強環境を劇的に改善してくれるかもしれません。

皆さんは、勉強中のイヤホンにどんなこだわりがありますか?おすすめがあれば、ぜひコメントで教えてください!

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