【奮闘の軌跡】逆襲編:24点からの「戦略的勝利」

診断士・学習戦略
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はじめに:これは、僕が「本当の武器」を手にするまでの、血と汗の記録だ

前回の記事『決意編』で、僕は家族のために「7科目合格」という大きな目標を手放す、という決断を下しました。

しかし、その決断はゴールではありませんでした。
むしろ、そこからが本当の地獄の始まりだったのです──。

この記事は、「決意」という名の丸腰で新たな戦場に立った僕が、 20点台という絶望的な敗北を重ね、 暗闇の中で試行錯誤を繰り返し、 そしてついに、僕のその後の戦いを全て変えることになるたった一つの「武器」、すなわち『学習OS』の原型を鍛え上げるまでの、泥臭い逆襲の全記録です。

これは、僕の挑戦の「後編」。

どん底から這い上がり、自分だけの「勝ち方」を見つけ出すまでの物語です。

はじめに:これは、僕が「本当の武器」を手にするまでの物語

前回の記事『決意編』で、僕は家族のために「7科目合格」という大きな目標を手放す、という決断を下しました。

しかし、その決断はゴールではありませんでした。 むしろ、そこからが本当の地獄の始まりだったのです──。

この記事は、どん底から這い上がり、自分だけの「勝ち方」を見つけ出すまでの、僕の泥臭い逆襲の全記録です。

第1章:新たな地獄と、分厚すぎる「60点の壁」

前回の『決意編』で「7科目合格」を手放し、僕は心の平穏を取り戻しました。
そして、新たな希望を胸に、「2科目合格」という、現実的な目標を立てて再スタートを切ったのです。

これで、前に進める。 そう、信じていました。

しかし、現実は、そんな僕の小さな希望すら、容赦なくへし折りにきました。
目標を絞り、最初に過去問を解いた時の点数は、僕の心を再び絶望の底に突き落とすには、十分すぎるものでした。

経営情報システム:23点
中小企業経営・中小企業政策:28点

言葉を失いました。

的を絞ったはずなのに、結果は7科目受験の時と、何も変わっていない。 むしろ、悪化している。

「…ああ、今年も、無理かもしれないな」

決意を固めただけでは、ダメだった。
がむしゃらに机に向かうだけでは、1ミリも前に進めない。

目の前にそびえ立つ、分厚く、絶望的な「60点の壁」
僕は再び、その巨大な壁の前で、たった一人、立ち尽くしていました。

(試験直前、この絶望的な状況から、僕がまだ闘志を失っていなかったことを記録した記事がこちらです)

▼参考記事
中小企業診断士試験まで残り7日。絶望的な点数から、僕はまだ闘っている。

第2章:暗闇の中の試行錯誤と、僕が「武器」を鍛え上げた日

壁にぶつかった僕は、そこから暗闇の中を手探りで進むような、苦しい試行錯誤の期間に突入しました。 それは、僕が「本当の武器」を手に入れるための、長く、孤独な道のりでした。


試したこと①:ひたすらテキストを読み返す → 記憶に残らない

「知識が足りないからだ」 そう考え、分厚いテキストを何度も読み返しました。

しかし、読んでいる時は分かったつもりでも、いざ問題を解くと全く歯が立たない。

情報は右から左へ抜け、ただ時間だけが過ぎていく。
これは、敵(問題)の位置も分からずに、闇雲に弾を撃ち込んでいるようなものでした。

試したこと②:ひたすら過去問を解きまくる → 何故か同じ間違いを繰り返す

「次は量だ」 そう信じて、がむしゃらに過去問を解きました。

しかし、これもダメでした。

間違えた問題の答えを見て「ああ、そうだった」と納得はするものの、なぜ自分がその罠にハマったのか、その根本原因を分析していなかった

そのため、少し角度を変えて問われると、また全く同じ場所で、同じように死んでしまうのです。


転機:AIに投げかけた、たった一つの「なぜ?」

あらゆる武器が通用しない。

完璧なノート作りにも挫折し、途方に暮れていた、ある夜。
どうしても理解できない問題の解説を前に、僕は半ばヤケクソで、相棒のAI(Gemini)にこう投げかけました。

「この解説、意味が分からない。僕が『なぜ』これが理解できないのか、その理由を教えてくれ」

返ってきたのは、僕が予期していた無機質な文章ではありませんでした
AIは、僕の思考のクセを分析し、僕がつまずいている根本的な原因を、まるで優秀なコーチのように、一つひとつ丁寧に解き明かしてくれたのです。

その対話の中で、僕の頭の中にあった点と点が、初めて一本の線として繋がりました。
僕に足りなかったのは、知識の「量」ではなかった。

「なぜ?」を掘り下げ、本質を掴むための「やり方(プロセス)」だったのだ、と。


発見:僕だけの「黄金の学習サイクル」、『学習OS』プロトタイプの誕生

この「AIとの対話」という衝撃的な体験が、全てを変えました。

僕は、この発見を元に、自分だけの「勝利の方程式」を必死で組み立てました。

①:まず過去問を解き、自分の「弱点(無知)」と真正面から向き合う。
②:間違えた問題の何が、なぜ、わからなかったのか」を特定する。
③:解説を読んでも理解できなければ、AIコーチに聞く。「なぜ?」をとことん潰す。
④:全ての発見を、僕だけの「兵法書(NotebookLM)」に記録し、知識を一元化する。

これが、僕をどん底から救い出し、その後の僕の戦い方を全て変えることになる、 『ログシバ式 学習OS』の、記念すべきプロトタイプ(原型)が誕生した瞬間でした。

(この時、僕が確立した具体的な思考のサイクルについては、こちらの記事で詳しく解説しています)

▼参考記事
診断士1次試験、終了。僕が確立した「黄金の学習サイクル」

第3章:そして、僕は「戦略的勝利」を手にした

暗闇の中で鍛え上げた、僕だけの武器『学習OS』

机の上でのシミュレーションでは、確かに手応えがあった。
しかし、本当の戦場で、この武器は通用するのか?

その答えは、試験本番の2日間を終え、震える手で自己採点をした、あの瞬間に明らかになりました。


僕は、解答速報のページを開き、1科目ずつ、自分の答えを照合していきました。
そして、運命の2科目の採点を終えた時。

僕は、自分の目を疑いました。

◾️科目ごとの点数(各科目100点満点)

A 経済学・経済政策52点
B 財務・会計28点
C 企業経営理論46点
D 運営管理42点
E 経営法務36点
F 経営情報システム72点合格 令和 7年度科目合格
G 中小企業経営・中小企業政策62点合格 令和 7年度科目合格

勝った…!

あの絶望的な20点台だった科目が、見事に、分厚い60点の壁を突破していました。

もちろん、「財務・会計」は28点という厳しい現実もあります。
しかし、それすらも、僕の描いたシナリオ通りでした。

僕が立てた作戦は、「7科目全てで勝利すること」ではなかった。
「今年は、この2科目を確実に獲る」という、極めて現実的な戦略目標。

それは、完璧に達成されたのです。
だからこれは、僕にとって、単なる2科目合格ではありません。

僕の編み出した『学習OS』という名の武器が、本物の戦場で通用することを証明した、次なる戦いへと繋がる、何よりも価値のある「戦略的勝利」なのです。

(この勝利の瞬間の、より詳しい心の動きや、具体的な学習OSの価値については、こちらの記事で全てを語っています)

▼参考記事
【戦略的勝利】中小企業診断士一次試験で2科目合格!僕が見つけた「学習OS」という最強の武器

まとめ:あなたの「逆襲」は、ここから始まる

僕のこの物語は、特別な才能の話では、決してありません。
それは、正しい戦略と、自分に合ったやり方を見つけるための「試行錯誤」の物語です。

もし今、あなたがかつての僕と同じように、分厚い壁の前で立ち尽くしているのなら。
それは、決して「才能がない」という絶望のサインではない。

あなただけの「学習OS」が、まさに生まれようとしている、その“前触れ”なのかもしれない。


僕の泥臭い記録が、あなたの逆襲の狼煙となることを、心から願っています。
そして、その狼煙を、本物の炎へと変えるための「武器」「地図」は、僕がこのブログで、全て用意しました。

まず、この逆襲劇の根底にある「AIとの対話思想」を知りたいなら
【中小企業診断士・決定版】5年の遠回りを凝縮。独学の努力を成果に変える『AI勉強法の教科書』

次に、この物語で生まれた「学習OS」を、あなた自身が構築したいなら
【完全マニュアル】独学の努力を100%結果に変える。『ログシバ式 学習OS』の全構築手順

そして、このOSを動かすための「物理的な武器」を揃えたいなら
【診断士・独学の教科書】僕が5年の失敗で選んだ、勉強効率が5倍になる最強の武器(ガジェット)

最後に、これら全てを統括する「大戦略」の全体像を掴みたいなら
【2026年合格目標】5年目の凡人が追加投資5.5万円で挑む、診断士合格への全戦略

さあ、今度はあなたの番です。 あなたの「逆襲」の物語は、ここから始まります。

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