【実録】思考停止で動けなくなったパパが、NottaのAI要約つき「10分独白」で劇的に復活した話

メンタル&家族

もし今、あなたが「やらなきゃいけないこと」のリストに押しつぶされそうになって、ソファから一歩も動けなくなっているとしたら。

…大丈夫。ほんの数時間前の僕も、まったく同じでした。

仕事、育児、そして先の見えない診断士の勉強。気づけば心はパンク寸前。 これは、そんな崖っぷちの僕が、スマホ一台でどうやって復活したかの記録です。 あなたの戦友、「奮闘パパ」がお届けします。

P (Problem): すべてが敵に見えた、ある日の午後

その日、僕は完全に思考停止していました。

頭の中では、「洗濯物を畳まなきゃ」「夕飯の献立を考えなきゃ」「子供を習い事に送らなきゃ」「取引先への返信がまだだ」「テキスト、今日こそ10ページは…」というタスクリストが、壊れたレコードみたいに無限ループしている。

でも、体はソファに沈んだまま、ピクリとも動かない。

散らかったリビング。 積み上がったままの食器。

妻のメンタルを支えたいのに、子供たちと笑い合いたいのに、心の中にはドス黒い「イライラ」が渦巻いていました。

それは、妻や子供に向けられたものじゃない。自分のペースで何一つ物事を進められない、この状況そのものへの、そして、そんな状況に無力な自分自身への、強烈な苛立ちでした。

「…どこから、手をつけたらいいんだ?」

呟いた声は、誰にも届かない。 まるで深い霧の中で、たった一人コンパスをなくしたような、そんな絶望的な感覚でした。

「あ、これ、もうダメなやつだ」

そう思ったとき、いつもなら開くはずの参考書ではなく、僕は無意識にスマホを手に取っていました。

S (Solution): AI秘書つき。「独白コンサルティング」という名の思考整理術

別に、誰かに助けを求めたわけじゃありません。 ただ、もう、この頭の中の無限ループをどこかに吐き出したかった。

僕は、スマホのAI文字起こしアプリ【Notta】を起動して、ただひたすら、声に出して喋り始めたんです。

「もう、マジで無理。何もかもが中途半端だ」 「なんで俺はこんなに要領が悪いんだ…」 「時間が欲しい。誰にも邪魔されない、たった一人の時間が…」

誰に聞かせるでもない、愚痴と弱音のオンパレード。 でも、これが驚くほど効果があったんです。

AI秘書と進める「独白コンサルティング」3つのステップ

ただの独白がなぜ、僕を救ったのか? ポイントは3つ。これは単なる「愚痴」ではなく、AIという秘書を雇って行う「独白コンサルティング」と呼ぶべき戦略でした。

  1. 高精度な「思考のテキスト化」で、脳内を丸ごと外部へ
    まず驚いたのが、Nottaの文字起こし精度の高さ。「えーっと」とか「あのー」みたいな無意味な言葉まで正確にテキストにしてくれるので、僕の混乱した思考が、ほぼそのままの形で画面上に再現されました。これがミソで、「こんなこと言ったっけ?」というノイズがなく、純粋な「思考のログ」が取れるんです。
  2. AI要約が、優秀なカウンセラーになる
    そして、ここからが本番でした。録音を終えてポチッと押すと、AIが僕の10分間のまとまりのない独白を、瞬時に箇条書きで要約してくれたんです。画面にはこう表示されていました。
    • 要点1: 家事と育児のタスクが渋滞し、無力感を感じている。
    • 要点2: 自分の時間がなく、診断士の勉強が進まないことに強い焦りを抱いている。
    • 要点3: 解決策として「一人の時間」を確保したいと繰り返し発言している。 …まるで、僕の隣で話を聞いてくれていた優秀なカウンセラーが、的確に問題点を整理してくれたような感覚。鳥肌が立ちました。
  3. 「客観的な自分」と、解決策を練る
    そのテキストと要約を眺めている僕は、もうパニックに陥っていた僕ではありませんでした。まるで他人のカルテを見る医者のように、冷静に自分の状況を分析できたんです。「なるほど、俺のイライラの根っこは『勉強できない焦り』か」「じゃあ、まず15分だけでもいいから勉強時間を捻出するには…」と、自分で自分のコンサルティングができる。感情的な独白が、具体的な次の一歩に変わった瞬間でした。

V (Verdict): 僕が本当に欲しかったのは「やりたいことリスト」だった

10分ほどの独白を終え、文字起こしされたテキストを眺めたとき、僕は思わず「そっか…」と声をもらしていました。

あれだけ僕を苦しめていた霧が、スッと晴れていくのが分かりました。

テキストには、僕の正直な気持ちがリストアップされていました。 「洗濯」「掃除」「買い出し」…漠然とした不安は、具体的な「やることリスト」に変わっていました。これなら、一つずつ片付けられる。

でも、もっと大きな発見がありました。

僕が繰り返し口にしていた「一人の時間が欲しい」という願い。 その正体は、ただ怠けたいとか、休みたいとか、そういうネガティブなものではなかったんです。

「中小企業診断士の勉強がしたい」 「この経験を、ブログに書きたい」

そう。僕が本当に欲しかったのは、目の前のタスクを書き出した「やることリスト」なんかじゃなく、その先にある未来のための「やりたいことリスト」だったんです。

思考停止に陥ると、僕たちは目の前の「やらなきゃいけないこと(Have to)」にばかり囚われて、本当に「やりたいこと(Want to)」を見失ってしまう。

もし、あなたがかつての僕のように動けなくなっているなら、思い出してください。

思考が停止したら、まず手を動かすな。口を動かせ。

スマホへの「独白」は、現状を打破し、あなたの心の奥底にある「やりたいこと」を救出するための、最も簡単で、最も効果的な戦略です。僕の「学習OS」に、新たな機能が一つ加わった瞬間でした。

独白で整理された思考を、次にどう活かすか?僕の思考を知識のデータベースへと昇華させる戦略は
NotebookLMの記事で詳しく解説しています。

僕は、これからも週に一度、この「独白コンサルティング」で自分の心を棚卸ししようと決めました。

あなたも、騙されたと思って一度、試してみませんか? 大丈夫、あなただけじゃない。僕も、ここで一緒に戦っています。

ちなみに、今回の「独白コンサルティング」で僕が相棒にしたのは、【Notta】というAI文字起こしアプリです。

世の中には色々なツールがあるので、これが唯一の正解というわけではありません。でも、少なくとも思考停止していた僕にとっては、話した言葉を正確に受け止めてくれる文字起こし精度と、混乱した頭の中を冷静に整理してくれるAIの要約機能が、本当に心強い味方になってくれました。

もし、かつての僕のように「まず、何から手をつければ…」と同じ場所で立ち止まっているなら、思考を整理する最初のステップとして、こうしたツールに頼ってみるのも一つの賢い戦略だと思います。

→ 参考までに:僕が使ったNottaの公式サイトはこちら


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